絵空事の切れ端

                        好きなものは好きって言おう

13夏アニメ

 夏アニメもひととおり3話まで見たし雑感みたいなのを書こうかな〜という気分になったので軽く書きます。今期はおもしろいアニメが多い……というよりは、個人的にかわいいキャラが多いのでとても捗っています。かわいいことは良きこと也! なむなむ!


きんいろモザイク
 きんモザは原作漫画から好きで、原悠衣先生が描く独特のぽわわ〜って空気感をどうアニメで表現してくれるんだろうと期待と不安が半々で見てみたら、予想以上のものを見せてもらった感じでした。アリスも忍も綾も陽子もカレンも、ちゃんとキャラクターらしい仕草で動いてて、もうなんか画面からいい匂いがするだとか直接マイナスイオンが漏れてきてるんじゃないかと錯覚するくらいだった。見ていてまったくストレスにならない。元気がもらえるっていうのとはまた違うんだけど、一週間分の萌えをこれだけで補えるみたいなサプリメント的な存在かもしれない。摂りすぎるとどうなっても知らないよみたいな意味合いも含めて。にしても金髪ブロンドっていいよね……。久々にBD揃えてもいいかもって心から思える作品。ちなみにカレンが一番好きです!


>私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
 おもしろいし見てて笑ったりもするんだけど、もこっち自体は好きになれないなって思った。なんか弟への仕打ちとか周りを下げて自分を正当化するとか割とクズいよね。どちらかと言えば、これは色々と残念な姉を持つ弟萌えアニメとして見た方が精神的にも楽になる気がします。あとOPの無駄なカッコよさもよかった。


>ブラザーズコンフリクト
 最初はこれ逆シスプリじゃねーか!!って思ってたけど、見てて割と飽きないというか、意外にも主人公の女の子と13人の兄弟たちによる修羅場アリみたいな恋愛模様になりそうでわくわくしてる自分がいる。あと赤髪がかわいい。


Free!
 京アニによる「腐女子ってこういうの好きでしょ? ん?」って言うようなあざとさをかなり感じるんだけど、実際飛びついている腐の方々もたくさんいるようだし、おれ自身もまあそういう目線で見ている部分はあるけれど、純粋な青春モノとしても結構楽しめるんじゃないかなーと思います。最初は永遠のライバル萌えの遥×凛派でしたが、今となっては遥×怜になっています。あのメガネ、かわいすぎるだろ。


マジェスティック・プリンス(2クール目)
 ブラックシックスのパイロットことアンジュが出てきてから盛り上がりも増して、恋愛模様も結構動きそうなんですよねー。最近はキャラの掘り下げも多くなってきてるし、戦うために造りだされた彼らが戦いを終えた先でどういう顛末を迎えるのかもすごい興味があるのでたのしみ。マジェプリはなかなかシリアスになり切らない空気感が好きなんだけど、戦闘パートはズバズバ動くというギャップがすごい。


銀の匙
 深夜にやられるとかなりお腹が減るアニメ。家畜と人間という「生きるために命を摘み取る」テーマもこれから扱われると思うし、今まで農業や家畜とは無縁だった八軒がどう向き合っていくのか非常に見応えがありそう。他にはない魅力があると思う。


ステラ女学院高等科C3部
 サバゲーアニメと聞いていましたが、ホントにサバゲーか!?と思う非現実的な動きが結構あってあんまりそういう目で見ないほうがいいのかなってなりました。音楽はすごくカッコいいんだけどなー。あといまいち主人公も好きになれないのが難点かも。たぶん見続けると思うけど。


ローゼンメイデン
 1期・2期は見てなくて、おかげで1話はかなり置いてけぼりにされたんですけどやっと話の筋が見えてきて楽しみ方が分かってきた感じです。ビッグタイトルゆえに有名なキャラクターも多いし(とはいえ翠星石蒼星石がまだ曖昧だったりする)、そういうのも視聴するに至って助けられた気がする。アリスゲームっていう物騒なことしてる割にはコミカルなシーンもあってびっくりした。


戦姫絶唱シンフォギアG
 1期のB級臭が限りなく削ぎ落とされててなんか普通にスタイリッシュなアニメに生まれ変わっててびっくりした。視聴者として求めていたのとは違うけど、話や黒幕がわかりやすいのも変わらないし、クリスちゃんも相変わらずツンデレかわいいし、全然問題なかった。水樹奈々×日笠陽子による不死鳥のフランメがカッコいい曲なんだよなこれが。


とある科学の超電磁砲S(2クール目)
 学園都市暗部組織のひとつ「アイテム」の面々が動くのも拝めたし、丁寧すぎるほど長く感じた妹達編でしたが、終わってみればなんのその。すっかり美琴以外の影は薄くなってしまいましたがこれからのオリストで出番が戻るみたいですね。そうすると1話以来出ていない食蜂操祈の出番がほぼなくなりそうですが。佐天さんよりこっちの方が人気そうな気もするけど果たして。


Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
 stay nightとZeroしか知らないけれど、これは完全に違う軸の話みたいですね。イリヤが主人公なので全体的にコミカル・ポップ・キュートなのに戦闘シーンのガチ感だけタイプムーンっぽさが残ってて笑った。stay nightやってたときはそんなにイリヤ好きになんなかったんですけど、このアニメ見てるとそうは言ってられなくなるほどイリヤがあざといしかわいいしなんかえらく性的だしで、全国にまたロリコンが増えそうで怖いです。1話で風呂入ってからの全裸のシーンが異様に長かったのが記憶に新しい。どこか影のあるライバルポジション・美遊と友情を深める話になりそうで、そういう方向性も期待です! あとラノベ読み的には脚本・構成を井上堅二先生と水瀬葉月先生が担当していらっしゃるので、そこも気になる所ではあります。


ダンガンロンパ
 ゲーム攻略済みなんですけど、アニメの演出が思った以上にゲームそのままでびっくりしました。学級裁判はアニメではどうなるのかなーと期待していたので余計に。1クールの制作で尺的にも厳しいものがあると思いますが、これは逆にゲームやってなかったほうが楽しめたんじゃないかなと。まあアニメでも千尋ちゃんがかわいいのでOKです。もういないけどね……。


恋愛ラボ
 最初百合アニメだと思ってたのに、どうやらそれぞれに彼氏のような存在ができらしいと聞いて「!?」ってなりました……。男の影なんてOPにもEDにもいないんですが……でもまあやってることは「どうやったら男の子にモテるか!」をだらだらしゃべるアニメなので正しい道順としてはそうなんですかねえ。とはいえ、女に見られないサバサバ系少女の莉子が、周りには恋愛経験豊富とカッコつけつつ実は奥手でどんどん墓穴を掘っていく様がかわいくて楽しくて仕方がない。そういう見栄っ張りな部分があっても、友達のために動くところも結構あったりして、そこがまた魅力なんですよねー。あとなんだろう、キャラクターのちょっとした立ち振る舞いだったり、仕草だったり、髪の動きなんかも細かくてそういうところも好感が持てるポイントだった。とにかく今後の動きがあらゆる意味で楽しみであります。


ガッチャマン クラウズ
 まったくノーマークだったんですが、これがすっげえおもしろいのなんの。主人公の一ノ瀬はじめちゃんが今までいそうでいないような型破りなキャラで、心から人生を楽しんでいるその奔放さに思わず惚れ込みそうになってしまいました。それでいてごく一般的なリアリズムもわきまえていて、そういった世渡りの仕方がどこかミステリアスな一面も演出しててまったく隙がないというかなんというか。他のキャラももちろん立っているし、戦闘シーンはスタイリッシュに決まってて見ているだけでワクワクする映像作品に仕上がっていると思います。本当にクオリティ高い。ただ別にガッチャマンじゃなくてもよくね?っていう思いはなきにしもあらず。


>幻影ヲ駆ケル太陽
 絵柄の割に結構ハードな話をやっている印象が強い。主人公のあかりが冬菜とのことでここまでどん底まで突き落とされて、かつダイモニアと対峙することを因縁付けられてるのはまったく明るい未来が見えてこないんですよねー。ダイモニアの救いを求める声が聞こえるせいで、せいらともちょっと打ち解けづらい感じになっているし。でも対立構造はわかりやすいと思うし、雰囲気は暗いけどおもしろい。


化物語セカンドシーズン
 まあまだ猫物語白なんだけど、原作を読んで羽川が好きになったお話なのでかなり期待値は高いです。あとはビジュアル的な方面で色々驚くことが多かったかな。苛虎が思ったよりも大きな怪異だったし、この前は傷物語(劇場版まだ?)で出てくるヴァンパイアハンターのエピソードとか、忍野や貝木の先輩である臥煙伊豆湖のビジュアルも「こんなんだったのか」って思いました。まあまだまだ見どころのある話だと思うのでこれからも期待。鬼物語とかね。


>サーバント×サービス
 公務員に務める人たちのお話はさすがに初めて見ましたが、キャラクターの個性だったり掛け合いのテンポがよかったりと楽しく見れています。WORKINGと違って登場人物の年齢層がグッと上がっているので、恋愛方面はやりにくそうだな〜と漠然と思っていたけどそんなことはなかったかもしれない。あと世の中舐めてそうなのにやたら高スペックな長谷部のキャラがいい。


げんしけん二代目
 アニメの1期がかなり前だったのでストーリーや関係性を憶えてるか心配だったのですが、見ているうちにだんだん思い出してきました。まあ新キャラである波戸くんのかわいさにやられて原作全部読みましたけどね……。斑目も相変わらず恋愛には奥手でまったく焦らしてくれるし。キャストが全とっかえっていうのも最初こそ違和感はありましたけど、もうだいぶ慣れてきたなー。げんしけんならではの、オタクだらけの人間模様をどう描いてくれるのか楽しみです。


>有頂天家族
 セリフ回しがいかにも森見作品って感じですが、こういう仰々しくおバカを繰り広げる話は好きです。こういうたぬきや天狗が実際にいたらっていう「もしも」の設定になんだか無条件に惹かれてしまいます。いつもの風景が違って見えたりね。話のスピードもスローだと思うしこれも深く考えずに見れるアニメだと思う。


進撃の巨人(2クール目)
 毎回毎回見どころがあって本当におもしろいです。立体軌道を使った巨人との戦闘シーンもすげーグイグイ描かれているし、ひとつの映像作品としてだけでも見応えは十二分。人間を獲って食らう巨人の圧倒的な力と気味悪さもよく表現されているし、丸腰の人間がいかに巨人に対して無力かを物語るような絶望感もありありと伝わってくる。そしてどれだけの手練であっても死ぬときはあっけなく死んでいく緊張感もハラハラしてよいと思います。キャラクターの個性も強いし、まだまだ気になる謎も多くあるので、そういうのも気にしながら最後までたのしみたい。


>ファンタジスタドール
 正直話はもうどうでもいいアニメになってきてるんだけど、なんか変なところでクセになるというか切るに切れない存在でもあるんだよなー。なんでそう思うのかも自分でもよくわからないんですが、もしかして潜在的には好きなアニメになってるんだろうか。笑うときは笑っちゃうしな。


ロウきゅーぶ!SS
 5年生組も加わって益々パワーアップの慧心女バス。SSはセカンドシーズンじゃなくて「小学生は最高だぜ」って聞いたときはわずかに戦慄しました(本当かどうかは知りません)。EDだってアレ狙ってやってるんだよね!? ペース的にはまだ1クール分できるくらいできるストックは残ってると思うのでどこまでやるのか気になります。あと相変わらず女子小学生のヘソやらお尻やらに全力を注いでいるな〜と紳士目になるアニメだった。アイリーンがどう見ても小学生の体付きじゃないエロスを秘めている。