絵空事の切れ端

                        好きなものは好きって言おう

13秋アニメ

 すっかり寒くなって「もう11月なの!?」って思うくらい久々の更新だった。
 前回が艦これの記事だったのに、今はもう艦これ全然触ってないです。なにかの改二がきても「そうか」で終わってしまうし……まあその代わりポケモンYやってるんですけどね。やっと四天王倒してこれから厳選に入るところなんですが、さてなにを育てようかなと悩んでいたり。候補はギルガルドとかクレッフィパンプジンあたりですかねえ。今回はかなり厳選作業がヌルいみたいなんで、まあゆっくりやろうかなと。
 新編まどかも見てきました。言いたいことは山ほどありますが、余裕があったらただ言いたいことを言うだけの雑感みたいなのを書こうと思います。


 そんなこんなで秋アニメも3話くらいまで出揃ったことだし軽く書いてみようと思いました。見てないやつもありますが、それでも今期は豊作です。視聴を切るほど退屈なものが少ない印象。



機巧少女は傷つかない
 動く夜々がかわいいし、いろり姉さまは美しかった。小紫やフレイはまだ出てないけど、アクションといい楽しめる。OPがだちゃーんだけど、同じくだちゃーんが歌っているイメージCDが三年も前だと思うと、このアニメ化はすごい感慨深いものがある。あとEDもつい口ずさんでしまうくらいにはクセになってよい。


弱虫ペダル
 このアニメのヒロインは今泉くんという認識でいいんだな? まだ肝心の自転車部に入ってすらいないのでなんとも言えないけど、それくらい丁寧にやっているのかなという印象。大会とかになるとまた熱いものがありそうで期待。


のんのんびより
「にゃんぱすー」は口に出して言いたい日本語。
 原作の背景の書き込みもすごいけど、アニメの美術もそれに劣らないクオリティ。なにも考えずに見れる女の子4人の田舎ライフ、みたいなスタンスを保ちつつも、この前のれんちょんの回はよくありそうな話なのにすごく涙腺にきて良かった。大人と子どもじゃ「一年」の体感時間が違いすぎるよな……。


東京レイヴンズ
 個人的に待望のアニメ化枠で期待してたら、アニメスタッフがきっちり原作を再現してくれてとても嬉しい。最新刊まで知っているとどのキャラも初々しく見えて困る。あとコンが思ったよりもでかかったw もっとミニマムかと思ってたのに。まあこれはこれでかわいいから全然アリ。


境界の彼方
 京アニの異能バトルと聞いて期待していたら、あまり乗り切れない感じがした。栗山さんとか美月とか相変わらず女の子はかわいいんだけど、誰も彼も意味深な表情で言いたいことだけ言ったりやりたいことだけやって、現場の説明をあまりしてくれないので置いてけぼりを感じることが多いという印象。アクションはすごいカッコいいのに勿体ない。


>俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
 原作読んでも印象がかなり薄かったので正直全然期待してなかったんだけど、見てみるとキャラは原作よりかわいく映るし、なんか変にエロいし、掛け合いのテンポも悪くないしでよかった。選択肢がひどすぎて絵面がまじでやばいときあるけど。


京騒戯画
 0話がわけわからんすぎるのに対して、1,2話のわかりやすさと話の引きこまれ方がすごかった。舞台や要素がとっ散らかってる印象はあるものの、そういうのも含めてこの作品がすごい好きだとハッキリ言える。丁寧にキャラを掘り下げてくれるのもよい。


>蒼き鋼のアルペジオ
 フルCGに最初は違和感があったけどそこはすぐに慣れた。イオナちゃんかわいい。霧の艦隊による海上支配を脱却する戦いとその裏にある陰謀、各メンタルモデルの個性も光ってて毎週展開にワクワクする。他の力を借りず兵器としての存在意義を全うする霧の艦隊たちが、人間を艦長と定めるイオナと対峙して徐々にその存在意義とは食い違った考えを抱く過程も好き。コラボ企画のある艦これはまだしも、協力に海自が出るアニメってなかなかないよなあ。


凪のあすから
 1話のアバンでとても綺麗な世界観を披露されて、行き着いた果ては誰かが報われない、浮かばれない悲劇の予想がつきまくる恋愛模様だとは誰が思っただろうか……。しかも登場人物がみんな年相応のかわいさで、その上すごくいい子たちで本当に憎むべき者がいないのがまたやるせなさが募る。どう考えても中学生には酷だと思う。しかしそうわかっていてもこういう話はおれの大好物なのだった。まなかに遠慮しているくせに、本当は光に振り向いてほしくてたまらないちさきみたいなクソめんどくさいヒロインが大好きなんだよおれは。海の人・陸の人という社会的観点からも人間関係を動かせそうだし、今後どういう展開が待ち受けているか楽しみでならない。


ガリレイドンナ
 女子中学生の裸オーバーオールが毎週見れるのはこのアニメだけ!!
 というだけで存在価値が光ると考えてはいるけれど、内容も楽しめる要素がいっぱいあるアニメだった。京騒戯画と並んでこっちも設定やら人間関係やらまだとっ散らかってる印象があってたびたび置いて行かれそうになるものの、画面をぼーっと見ているだけでも楽しめるからいい。あとガリレオマニアの縦ロールが肩で横たわってるのが毎週めっちゃ気になる。あそこからいつ砲弾や粒子砲が出るのか楽しみ。


サムライフラメンコ
 自らの正義を貫くことはオトナになるほど難しい。たとえそれが警察官であっても。
 だけどオトナになっても見て見ぬふりをせず、己のあるがままなすがまま、恥を忍んで有言実行する正義の姿はやっぱり格好いいと思えてしまう作りなのがこのアニメのいいところだと思う。フラメンコガールとかいうクソやかましいキャラも出てきてどうなることやら、どのような人間関係に発展するのかも楽しみ。


アウトブレイク・カンパニー
 いまだ封建社会の異世界にオタク文化を広める話なのだけど、異なる文化を受け入れる国家の政治的観点からも切り口が深くてこれがなかなかおもしろい。まあ八割はお色気ハプニングだったり、学校でなに教えてんだお前ってつっこみが止まらないけれど、今期のラノベ原作で唯一知らなかったアニメだったのでそういう意味でも新鮮で楽しめる。
 まあぶっちゃけ一言で表すと「ミュセルたそ〜」で完結する。ユニバーページが名曲なので是非フルで聞いてほしい。


>IS2
 やっぱりラウラがナンバーワン!


ストライク・ザ・ブラッド
 原作で一番かわいいのは雪菜だと思っているけど、アニメでもそういう見せ方になっていてよかった。ただ原作を知っていると説明が追い付いていない印象があるので、アニメで好きだと思ったら原作も楽しめると思うので読みましょう(宣伝)。あと久々に岸田教団がアニメのOPを担当していて、雰囲気があっててよかった。


>フリージング ヴァイヴレーション
 一期の内容をほぼ忘れていたけど楽しめるから問題なし。いっそ清々しいくらい存在感を発揮する謎の白い光が、かなり笑いの比率を占めているのがおもしろいと思う。「サテライザー先輩」が相変わらず口に出したい日本語すぎる。


勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
 略して「勇しぶ。」だそうな。そんな略し方アニメになって初めて知ったぞ!
 与えられた仕事を失敗しながらもがんばって覚えるフィノが声や表情が付いたおかげか、原作よりもめちゃんこかわいくて微笑ましくてそれだけで見れる。10秒に1回は誰かのおっぱいを揺らさないと気が済まないスタッフに恵まれて(?)とてもいいですね! おれが高校生だったらたぶんこれ以上に絶賛していると思うな。


革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン
 OPのカッコよさのも相変わらずだけど「裸のショーコ→裸のルキノ→裸のエルエルフ」のカットにめちゃくちゃ笑った。え、なに、今後そういう選択を迫られる展開があるの!? みたいなものを示唆されていて結末が気になりすぎる。ジオールとドルシアの勢力争いはともかく、キャラの場面場面の心理がまだいまいち理解できないなあ。


>キルラキル
 1話の印象が一番でかかったのはやっぱりこれ。安心のグレンラガンスタッフで、全力で「アニメしてる」って雰囲気がビシバシ伝わってくる。怒涛の勢いで展開が進んでいくのが気持ちいいし(突き放されるというよりも勢いよく引きづられてる感じ)、内容もベタベタなのにそのわかりやすさが視聴者の心をつかむ大きなフックになっていると思う。極星服を破ると『戦維喪失』とか、『着る』と『斬る』の言葉遊びとかそういう部分も細かくて単に情報として気持ちがいい。惚れ惚れする。そして流子と皐月様の好敵手関係が最高。ただこの熱が2クールまるまる続くかは不安要素である。


>ゴールデンタイム
 OPの時点で万里と香子のふたりっきりの空間ができあがっていて、少なくともアニメとしての作り方は安心できると思った。まあ初期の香子がウザいのはアニメでも変わらなかったし、リンダのことを思うと今からすでにやるせなさがハンパないのだけれど、どう見せてくれるか楽しみ。香子もこれからキャラクターとしてもどんどんかわいくなるだろうしね。まあそれを見て万里に対してそこを代われとかは絶対に思わないが。


>WHITE ALBUM2
 最初はスローペースだったけど最近はかずささんと小木曽さんの恋愛バトルが静かに火蓋を切っていてめっちゃおもしろい。クールキャラだったはずのかずささんはデレたときの破壊力たるや、これは原作やってみたいと思った。


>マギ2期
 1期はボロクソ叩かれてて「これはマギじゃない」とまで言われてるけど、おれは好きです(小声)
 2期も安定しているしモルさんはかわいいしで特に言うことはない。ふつうに楽しめる。


夜桜四重奏 ハナノウタ
 前のアニメはもうあんまり憶えてないんけど、監督がりょーちもになってシャープなヤスダスズヒトキャラが総じて丸みを帯びてて別人に見える。それが嫌というわけではないけどね、かわいいし。原作のらしさも出ていると思うし、思い出補正もあってなんだかとても懐かしいものを見ている気分になる。狂巻ざくろの話までやるみたいだし、アクションにも期待。


ワルキューレロマンツェ
 WHITE ALBUM2と並び、こっちもこっちで原作やりたくなるくらいおもしろい。お色気ハプニング度はこっちの方が多いけども、ジョストっていう題材が新鮮だったし、それにだんだんと打ち込んでいくようになる美桜の描き方が丁寧。髪切っちゃったのは正直残念だと思うけどね。もともとスポ根モノが好きなのでそういう意味でも楽しめるようなアニメになればいいなと期待。生徒会長のメイン回はまだか……。あ、あとおまけコーナーのSDキャラかわいい。


>ぎんぎつね
 悪いと思ったことはきちんと謝ることができるまことも、口は悪いし素直でもないけどなんだかんだでまことに甘い銀太郎も、すっっっっっごいかわいくていいコンビでまさしく日曜日を締めくくるに相応しいアニメだと思う。人間と神様を対比させながらちょっぴり心が温かくなるような作り方が心地いいし、グッとくる。夏目友人帳といいこういうのすごい好き。