絵空事の切れ端

                        好きなものは好きって言おう

あつが夏い

 この前は夏コミに行ってきたんですけど、今まで参加してきた夏コミの中で一番ハードだった気がする。何がハードだったかと言うと、参加した方は身をもって体感したと思いますが、この猛暑。そりゃ夏コミはいつも暑いし、汗もかくし、くっさいし、なんでおれ今ここにいるんだ……?みたいなことも思っちゃったりするけど、それが例年の比じゃなかったと思う。待機列にいるときホントに意識が遠のきかけたし、いつもやってる島巡りも早々に諦めました。本当に死人が出てもおかしくないくらいだったよね。体調管理と引き際は肝心だよ。命あっての薄い本。


 まあそれはさて置き、コミケというお祭はやっぱりなにか触発されるものがあるんですよね。おれもあれこれ妄想したりこういう物語おもしろそうとは思うけど、形にすることはあんまりしないし(手段も限られるので)、するとしてもかなり時間を食うので、こうやって定期的に自分の妄想を形にできる人は尊敬します。同人はやっぱりその人が好きでやってることなので、描きたいものがドストレートに伝わってくる感覚が個人的にすごく好きです。生の感情っていうのもアレですが、間近で好きなものを語り合っているような感覚です。だからあとがきとか読むと、その人がその作品に触れた経緯とかそのキャラへの愛だとかが垣間見れて親近感(?)もわくんですよね。あ、もちろんオリジナルだって好きですよ。シチュだとか関係性だとか設定とか、ツボにハマるところはたくさんあるし。


 寄稿したり、売り子したり(コスプレも)は経験あるんだけど、やっぱり一度くらいは自分も本を出す側になってみたいと思うんですよ。やるとしたら投稿作ではできないようなオムニバス形式の連作短編をラブコメとか書いてみたいです。年の差とか百合とか男装女装とか、そういう恋模様を繋げたり、あるいは連鎖させていく話は妄想もはかどりそうだし。まあ好きが高じて書けるかどうかは別として……いや、ホントにやりたいとは思うんだけど、まだネタもないしモチベが続くかどうかわからないし。言うだけならタダだから!って。まあいつか……の話で。20代の内の目標にしようと思いました。