Vtuberにハマった話(にじさんじ紹介欲張りセット)
なんだかんだで久しぶりの更新になります。絵空です。
しかも今回語る内容がアニメでもラノベでもソシャゲーでもポケモンでもありません。なんと今回の話題はVtuber(バーチャルユーチューバー)です。
いままでいろいろなオタク文化に触れてきましたが、まさか自分がVtuber――ナマモノジャンルにハマるとは思いませんでした。Vtuberが正確にナマモノジャンルと定義されるのかはわかりませんが、とりあえず自分の中ではそうなのでそういうことにしておきます。
もともとキズナアイとかのじゃおじとかアズリムやゲーム部なんかはちょこちょこ見ていたんですが、自分がのめり込んでいったのはにじさんじの面々でした。一人、また一人と動画をきっかけに知っていくうちに、気づいたらとうとう全員一度は生放送を見たことがある状態まで来てしましました。生活をにじさんじに染められてる。やばい。
にじさんじの魅力を語ると、彼ら彼女らは他のVtuberに比べ非常に横のつながりが強く、にじさんじ内で突発的にコラボしたり、動画外でのやり取りがTwitterなどの見えるところで行われたりと、ありふれた日常感がよく出ていて、それがなんだかすごく心地良かったんですよね。与えられたキャラをロールプレイしているのをわかっていても、配信スタイルなどでその人の成りがよく表れている方(委員長や詩子お姉さんが筆頭)もいて、それが実在性を引き上げているといいますか、現実にちゃんと生きていてどこかで生活してるんだなあと強く思わされる。なのに各々キャラクター性も強いのでカップリングすることになんも抵抗感が沸かないんですよね。ファンアートの多さもそれを物語っていて、これって何気にすごいことなんじゃない?と思ったりします。
直近ではニコニコ超会議をきっかけにJK組の3人や刀也とがっくんが同じ屋根のしたでオフラインコラボしてたり、それも他にはない魅力なんですよね。Vtuber二人がひとつのマイクで配信してる姿を想像するとなんだかおかしいんですけど、仲の良さが出ていてとても良いと思います。語彙がないので良さしかないとか尊いしか言えない。バーチャルお泊りという概念……なんなんだ?
とまあ前置きが長くなるのもあれなので本題に入りますと、好きが高じてにじさんじメンバーひとりひとりの雑感もとい個人的に好きなところをまとめました。気になるけどまだ知らないという人に少しでも楽しそうって思ってもらえれば幸いです。知っている人は「わかるマーン」と共感してもらえると嬉しいです。あと18人分あるので非常に長いです。久々に熱が入ってしまいました。
それでは続きが気になる人はどうぞ。
公式から画像引っ張ってきていいのかわからなかったので、なら布教にもなるし動画貼っとくか!となったのでだいたい雑談メインの動画を添えておきます。
◯1期生
>月ノ美兎(委員長)
おそらく大多数のにじさんじ沼の入り口であり顔役。容姿端麗頭脳明晰ポケモンマスター。よくクソザコ呼ばわりされているが清楚以外はできる多才な人だと心から思う。ただし咳が汚い。今まで聞いた咳のなかでダントツに汚い。
迷言と珍奇なエピソードに事欠かず、特にボイスチェンジャー回のルイズコピペと密着警察24時のモノマネのリアルさには笑った。なぜここまでの逸材がいままで野放しだったのかが不思議でならない。インターネット老人会だとか流行った音楽のチョイスがちょいちょい同世代なので、確実にアラサーだと思った。というか第二回のみとらじで「よく未成年だと思われる」と言ってあの詩子お姉さんを困惑させたのはさすがに笑った。
あと委員長のインターネット上での失敗にも前向きな姿勢に個人的にとても好感が持てた。ニコニコ生放送での配信にて緊張しすぎて吐きそうなことに対して「吐いたらそれはそれで伝説になりますね」的なことを言ってたのが印象に残ってる。これからさらなる大躍進を遂げていくと思うので、陰ながら応援したいと思う。
>樋口楓(でろーん)
サバサバ系ラブライバー女子。バーチャル関西出身でノリがいい。JK組で一番JKらしい言葉遣いで、ドツボにハマると止まらない笑い方がホント好き。委員長にガチ恋疑惑がある。いいぞ、もっとやれ。にじさんじ内外問わずコラボがもっとも多く、幼女組とコラボしたときのお姉さんっぷりがリアル。いつも楽しそうに配信をするので回数をこなすごとに安定感が出てきている。
いつかの雑談で「好きな言葉はなんですか」という質問に「当たり前の反対はありがとう」と応えていて、人間としてできているなあと強く印象に残っている。コラボしてるときも、それとなく相手への気遣いが見れるのできっと人望のあつい人なんだと思う。
>静凛(しずりん)
にじさんじのリーダー役で配信回数の化物。もはやゲームのために配信やってそう。高3設定にあるまじき妖艶な声が魅力的であり、ホラゲー配信でちょいちょい出る高い悲鳴とのギャップがおもしろい。自分もバイオハザードが好きなので見られるときはなるべくリアル視聴で見ている。コメントを拾う速度も早く、要望にも気軽に応えてくれるところが配信慣れしてる表れでもあると思った。SEの声真似好き。
声劇枠の進行まとめっぷりにもリーダー性が出ていて、あまり素人感がないもののそれならそれで良いと思う。あと真面目そうでいてノリが良いとこだったりちょいちょいポンコツなのも好き。
>エルフのえる(えるえる)
故郷の森をよく燃やされ、隙あらばプリキュアの話をするエルフ。「本当に人見知りなのか?」と思うくらいの話し好きでコメントを拾っての弾丸トークが凄まじく、その怒涛の勢いが1時間以上行われるのでツッコミが追いつかない。プリキュアの話をするときの完コピ具合がマニアの域を超越している。モノマネのレパートリーも幅広く、直近ではワニノコと福山雅治の声真似が特徴を捉えてて笑った。
でろーんとのコラボ(通称かえる配信)ではたびたびでろーんの笑い袋を破裂させ自分も釣られて笑うという尊い構図ができあがる。このかしましさが本当に好き。
>鈴谷アキ(アキくん)
アキくんすき(挨拶)
にじさんじの男の娘枠。ひたすらにかわいい。男性メンバーからの支持が熱い。声もわりと男の娘っぽくて好き。好きって言うと「ぼくも好きだよ」とさらっと返してくれる。好きだ……。穏やかな配信で落ち着く声なので、心が荒んだときは癒やし枠としてよくアーカイブ視聴している。腹黒設定のはずなのに懐が深く、「Twitterで自分だけリプライがないと悲しくなります」的な質問に涙ぐむほど真剣に悩む優しさを見せたときは冗談抜きで聖人かと思った。我々が守らねばならぬ。
普段コメントとかしない自分が唯一コメントしたことあるVtuberでもある。「アキくんすき」
壺おじさんを筆頭にSteamのゲームをよく配信してる、1期生のほぼ黒一点。友達にいそうな馴染みやすい声で、声劇のときの役の作り方もすごかった。悪い役の櫻井孝宏かと思った。機械に弱いメンバーの初回配信を手助けしている印象が強くて、にじさんじの縁の下の力持ちポジション。
アキくんとの漢組コラボでは特にその優しさが見えて、女子メンバーよりも女子力が高い空間と化した。ちーちゃんの配信にもよく召喚され、もはや準レギュラーと化しているのがおもしろい。幼女組の無茶振りにもきちんと応えるところも優しいお兄ちゃんっぷりが窺える。
>勇気ちひろ(ちーちゃん)
ロリ組のキュート担当でスマホゲーを嗜む魔法少女。キャラ崩壊も珍しくないにじさんじメンバーの中で鉄壁のあどけなさを誇り、たくさんの愛を振りまく。喋り方、笑い方、泣き方、怒り方などなど感情すべて本当に10歳の幼女がやっているのではないのかと思わされるくらいの説得力がそこにはあった。これがなりきりだったら演技力がずば抜けてる。どっちでもかわいいことには変わりない。
この舌足らずな声からたまに出る理不尽なツッコミに魅了されたにぃに&ねぇねは後を絶たない。特にコラボのときの切れ味が凄まじく、ストッパーも制御しきれない。ポテンシャルの塊なので、逸材が揃うロリ組で盛り上がってほしい。絶対うるさそう。
>モイラ(モイラ様)
天界からやってきたいたずら好きの公式女神。クリアボイスに定評があり、にじさんじの睡眠導入剤とも呼ばれている。一番フォローバックが多くてなんでもふぁぼってくる。本の知識が多岐にわたり、同じ読書好きとしてシンパシーを感じることがしばしば。
それとかなりのカプ厨で可能性や尊さを見出すとすぐにテンションをあげる。誰かとコラボした時のテンションが通常時の五倍くらいになり自身の欲望に忠実になりがち。自身やにじさんじの二次創作にも肯定的で、にじさんじオンリーの開催が発表されてから真っ先にリツイートしてたのもおもしろかった。こういうギャップがうっかり女神の由縁。
◯2期生
>剣持刀也(力也)
ロリコンを享受した顎を研ぎ澄ます男。雑コラが一番多い。愛称は誤字から生まれたものだが本人はあくまで否定している。トーク力がすさまじく、数十分配信が虚空に飲まれても気づかないほど。とっさの返しも上手いので頭の回転がとても早いのだと思う。リスナーからのいじりも炎上を恐れず逆手に取る強かな配信スタイルが好き。おもしろくない回がないエンターテイナー。自身のイメージソングが他メンバーの課題曲なってる流れもおもしろい。あと何気に歌が上手い。
同期のリリちゃんとがっくんのDMを晒しマウントを取るも逆にマウントを取られることもある。このやり取りが三馬鹿の枠にくくられ、やがて「トリガー」というコラボユニットに昇華した。刀也には暴言吐いとけばおもしろいと思ってるキッズに負けず、これからもがんばってほしいと思う。
>物述有栖(有栖ちゃん)
見た目はおとぎの国だが日本生まれ日本育ちのロリ組JK担当。素直かつ実直でかわいいが過ぎるゆえガチ恋勢が特に多いように思える。話の合間合間のクスクス笑いが本当にかわいい。リスナーからJSといじられたときに「有栖はJKじゃい!」と反論し、そのセリフがいつしか配信の定番となった。両親からお金の大事さを説かれてお小遣い帳をつけていたり、お祖母ちゃんのために演歌を練習したりと育ちの良さがところどころに表れている。リビングの家族共用PCで配信しているため親フラがもっとも多い。「どれだけ家族仲がよくてもリビング配信はキツくないか?」と普通に思ってしまうので精神力も強いのだと思う。
かわいい女の子が好きでギャルゲーをよく配信プレイするが、主人公(PN:物述ありお)の言動やセクハラにちょくちょく腹を立てている。ただ激おこ状態でも声がかわいいままなのであまり迫力がない。この主人公とわかり合えないゲーム配信がとても好き。
>鈴鹿詩子(詩子お姉さん)
行き場のない母性を抱えたショタが大好きな歌のお姉さん。801板の元住人でにじさんじのリーサルウエポン。15禁のBLゲームを飲酒実況した結果、3ヶ月間YouTubeでの配信停止を食らい活動一ヶ月にして伝説を残している。もうこの時点でおもしろいのがズルい。きれいな営業ボイスも好きだけど、好きなこと語ってるときのキモオタボイスも好き。オタク方面の知識が尋常じゃない。さすが古の腐女子。ただし婚活の話になると、急に声のトーンがダウンするのがリアル感を伴っている。幸せになってほしい。
謹慎中のため他サイトでの配信が『面会』と呼ばれてるのもいちいちおもしろい。誰かの配信のゲストに出るのはギリギリセーフらしいのでこれを機に他のメンバーとコラボをやってほしい。ただ委員長以外に瘴気耐性持ちがいなさそうなのでどんなコラボになるのかが想像がつかない。モイラ様とカプ論争とか……?
>宇志海いちご(いちごちゃん)
ロリ組のパワー担当でイチゴミルクウミウシの8歳児。毎度元気ハツラツハイテンションな配信で、リスナーの鼓膜をよく壊すも酷使しすぎたノドを心配されている。ゲーム配信では豪気なイメージが強いが、たまに来るガチのお悩み相談には深い思慮で真摯に応えるというイケメンっぷり。歌唱力はにじさんじ随一で、ボカロ曲を原曲キーに負けないくらいのきれいな高音で歌い上げる。これこそかわいいとカッコいいのハイブリット。
見てると本当に励まされる不思議。誰かとのコラボになってもテンションは変わらないが、コラボ先が自然と保護者代わりになるので微笑ましい配信になる。このハイスピードとハイテンションがだんだんクセになってきている。有志が作った宇志海ボタンで名言が聞けるのでオススメ。いいセンスだ!
>家長むぎ(むぎむぎ)
ギターに恋したり哲学に造詣が深い引きこもり娘。根が真面目でリスナーにとても誠実。萌え声生主とよく煽られているが、実際か弱いウィスパーボイスの中毒性は高い。またエゴサ力が高く、自分に関する発言や創作物などにはすべて目を通しており「全部見てるからなァ?」というかわいい脅し文句まで存在する。すごくあざといのにガチ恋勢断固拒否な姿勢も好き。成敗成敗!
リリちゃんとのコラボはお互いの大好きラッシュが激しく、女神に火をつけるほどの尊さを見せつけファンアートも激増した。死ぬほど尊い。あと声が好きすぎて特典ボイス買いました……。気長に待ってます。
>伏見ガク(がっくん)
ピースが目印の気の良いお兄さん兼パパ兼ママ。狂人変人規格外が蔓延るにじさんじの数少ない常識人。見た目と喋り方はチャラいが、とても真面目でコラボでの気遣いもうまいところからナチュラルにパリピっぽい。朝ごはん配信が主で、彼の配信のおかげで自分も配信がある日は朝ごはんを食べるようになった。この配信がとても平和なので是非一度見てほしい。委員長も言及してたけどアイデアの勝利だと思う。7時前の朝ごはんの配信で2000人近く集まってるって冷静に考えるとすごい。
刀也・リリちゃんとのトリガーコラボだったり、ハジメくん・いちごちゃんとのコラボであったり空気をうまく読み取って賑やかしになることが多い。あとたまに出るゲス笑いが本当にゲス野郎っぽくて好き。
>夕陽リリ(リリちゃん)
(まだYoutubeに動画がないので一番尊いコラボ貼っときます……)
爽やか系イケメン兼美少女の未来人。バーチャル海外に在中しており、設定でも現実でも会うことが難しいことから、トリガーの二次創作があとを絶たない。「ガチ恋してもいいですか?」という質問に「しろ」と即答したりなど男気あふれる面を多々見せるも、刀也によって寝ぼけていると甘えんぼになることを晒されて以後、ポンコツ具合が増している。そのいじられ方と悔しがり方がまるで少女漫画の主人公みたいで普通にかわいい。好き。
にじさんじ1,2を争う笑い上戸でどの配信でも本当によく笑う。それが今を後悔しないよう走り続ける彼女の生き方の裏返しになっているのがとても眩しい。素直にカッコいいと思う。あとリリむぎコラボの糖度が高すぎるのでもっとやってほしい。
>文野環/野良猫 (タマちゃん)
セミの鳴き真似が上手すぎる(マジで上手すぎるので一度聞いてほしい)にじさんじ公式野良猫。『文野環』という名前はリスナーの投票で決まった。声真似のレパートリーが豊富で多芸。配信中PCのファンがうなりすぎてそれがフライト中の機内に似てることからのらジェットとも呼ばれる。一見丁寧な喋りだが「◯◯って知ってる~?」「すごいでしょー」とすぐにイキったり煽ったりマウントを取りたがる。自分の魅力をきちんと把握しているところがまた小賢しい。だがそこがいい。あとドスケベボディ(直球)
むぎむぎとのむぎたまコラボではモノマネでのイキり合戦がおもしろかった。これがイキリキャットの本懐である。いつかでろーんと刀也と交えてイキりコラボやってほしい。
>ギルザレンⅢ世 (ギル様)
Vtuberオタクのにじさんじ公式ヴァンパイア。威厳ある見た目に反して丁寧な喋り方で、毎回生放送の仕込みが細かい。声が小日向文世に若干似てる。元よりVtuberを好んで視聴しており、生放送もだいたいその話題になる。その様相はただの俺らである。他メンバーのチャットによく出没し、生放送を最大8窓する化物。手足にも耳がついてるのかな?
しずりん主催の声劇でポケモンのサトシ(4000)を演じたのは忘れられない。ピカチュウ役のいちごちゃん共々、コンボで強烈だった。口では「コラボなんてもっての外」とか言いながら翌日にハジメくん主催の漢組コラボが発表されたのはさすがに笑ってしまった。こういうお茶目なところも好き。
>森中花咲 (かざちゃん)
ロリ組のセクスィー担当(自称)。市原仁奈ちゃんが現実にいたらこんな感じなのではなかろうか。ちーちゃんの幼馴染みで保護者役に回ることから精神年齢が大人びている。悟り世代で世知辛さをよく嘆いており、その包容力から社会人リスナーからママと呼ばれている。それに「ばかたれ!」と呆れつつもなんだかんだで理解があるところが好かれる一端。またスマホ一台で動画を編集しアップロードできるほどのハイスペック。ハーレムモノで誰が主人公と結ばれるかわかるような表紙に物申す姿はわかりみしかなかった。ただ笑うと一気に幼くなるのでそこも好き。
緩急ある喋りと独特の空気感が異彩を放っており、その不思議な魅力にハマると抜け出せなくなる。ちーちゃんやいちごちゃんとのコラボは主導して動くことが多く、今度有栖ちゃんを含めたロリ組4人でのコラボが実現するのでこれも楽しみ。
という感じでいかがでしょうか。
本当に個性に溢れた面々が揃い踏みしているので、誰か一人にハマったらきっと止まらなくなると思います。それくらいいまにじさんじというコンテンツが熱いです。毎日誰かしら配信しているので見られる時はついずっと見てしまうんですけど、飽き性なこともあっていつまでこの熱が続くのかは正直わかりません。だから一番ハマっている今こそ、この楽しさを書き残しておこうと思いました。
それでは。