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絵空事の切れ端

                        好きなものは好きって言おう

2013年アニメまとめ

アニメ感想

 もうすっかり年の瀬となり、2013年もあとわずか。そして冬コミの時期になりました。参加した皆さんお疲れさまです。明日も行くぜって皆さんは健闘を祈る。

 挨拶もそこそこに今年最後になるであろう更新は、今年のアニメの総括です。例年通り印象深かった10作を選んで感想のようなものをしたためました。アニメを見終わった基準も「2013年に最終回を迎えた」といつもどおりです。それじゃあサクッと(去年より文量が多いけど)いってみましょう。


B009L169VSガールズ&パンツァー (初回限定生産) 1 [Blu-ray]
バンダイビジュアル 2012-12-21

by G-Tools
 わずか一年で立派な聖地と化した大洗が舞台の、熱血スポ根アニメ。うら若き少女たちが無骨な兵器を扱うというアンバランスさを『戦車道』という競技がトレンドとなった世界にうまく落とし込み、無名のチームが学校の存続にも繋がる「全国大会優勝」を掲げた王道ストーリーを通じて、チームの結束や女の子同士の友情を丁寧に描いていたなあと思います。主人公かつチームのリーダーの西住ちゃんはいわゆる「名家の落ちこぼれ」でもあって、一度は『戦車道』から逃げたものの、他のメンバーに支えられ、志の違いで袂を分かつた姉との一騎打ちも非常に熱いものがありました。最後にはお互い認め合うことができたし、素直に感動できる物語だった。西住ちゃんの「見つけたよ、私の戦車道」ってセリフから汲み取れるたくさんの意味を思うと涙がこみあげるし。最初はネタアニメだと思っていたこともあって、そういうギャップ性も大きかったかもしれない。とにかく楽しくて、わくわくするお話でした。


B009HIZNASジョジョの奇妙な冒険 Vol.1 (第1部オリジナルサウンドトラック、全巻購入特典フィギュア応募券付き)(初回限定版) [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2013-01-30

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 実はアニメが初見だったかの名作。第一部、第二部と大いに盛り上がっていたことが記憶に新しい。世代を次いでもやまない血の争いの中で、敵味方問わず個性的なキャラクターが大仰な名台詞を並べ立て、各々の戦いを繰り広げる勇姿はとても熱い。なんというかあれこれの無茶がジョジョだからまかり通るみたいな独特な空気と演出が、回を重ねるごとに癖になっていく感じがした。そしてワムウとの死闘の中でジョセフに遺志を託したシーザーがカッコよくてなあ。その遺志に応えてみせたジョセフも同じくらいカッコよかったし、そういう友情は同じ男としては憧れるものがあるってもんよ。大いに笑って大いに熱かったアニメでした。第三部も楽しみ!


B00ASTRYCKラブライブ! (Love Live! School Idol Project) 1 (初回限定版) [Blu-ray]
バンダイビジュアル 2013-03-22

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 いや〜、なんというか流行ったねえ(しみじみ)
 アニメ放送からもうすぐ一年経つと思うと随分早く感じるけど、本当に2013年はラブライブの年になったなあと思いますねえ。放送当時周りがどんどん好きなキャラを見つけ、恐ろしい早さでベストアルバムとライブ映像を買ってラブライバーになっていくのを見ていたのが懐かしい。4月ににこ先輩中心の感想を上げたときに書きたいことはそこで概ね書いてしまったので、ここでは春から始まる2期について。1期ではμ’s結成から結束まで描かれていたので、2期はいよいよラブライブ制覇編! からの三年生卒業まで描いてくれたらなあと思います。あれ、ラブライブって1年に1回なんだっけ……? まあそれは置いといてたぶん卒業までやったら涙なしには見れないと思うんだけど、1期の最終話は正直もっと泣かせにきてもよかったしね。できればスクールアイドルのトップに君臨するA-RISEのドラマも見てみたいけれどさすがにそこまで尺はないかなあ。でもスポ根にはライバル校のドラマも付き物だよね?って考えると期待しちゃうじゃん。


B00C2L1810翠星のガルガンティア (Gargantia on the Verdurous Planet) Blu-ray BOX 1
バンダイビジュアル 2013-08-28

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 宇宙の果てで戦いに明け暮れていた少年・レドが、純真無垢で好奇心旺盛な地球人の少女・エイミーと出会い、ガルガンティアという船団で暮らしながら自分の存在意義を見出すお話。異文化交流モノと言えばいいんだろうか、地球よりはるかに文明が発達した環境に生まれたレドが、ガルガンティアの人々の暮らしや文化に触れ、徐々に人間らしくなっていく過程がすごく丁寧に描かれている。たとえば人と人とのコミュニケーションに必要不可欠な「会話」という動作を、レドは最初はチェインバーを介しての翻訳に頼りきっていたのが、自らの言葉を用いてカタコトながらも意思を伝えようとしたり、終盤になっていくとほとんど地球の言語をマスターしているて、そういう何気ないようで細かい部分からも彼の心境の変化が窺えるし、なんだか温かい気持ちにさせてくれる。エイミーもとってもかわいらしい少女で、健気にレドを支えてあげる姿はなんだかもう正妻のそれ。このふたりは今年のベストカップルと言ってもいいくらい好き。残酷な真実に打ちのめされたレドと共に戦ったチェインバーにも拍手! 2期も楽しみ。


B00C4R4RWO銀河機攻隊 マジェスティックプリンスVOL.1(2大イベント抽選応募券封入)Blu-ray 初回生産限定版【ドラマCD付き】
東宝 2013-06-21

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 ウルガルという謎の勢力に脅かされる地球。その対抗手段として最新鋭の兵器「アッシュ」の乗り手として遺伝子操作を受けて生まれた男女5人、通称「ザンネン5」ことチームラビッツ。戦いのために生み出された5人が、その渦中で生きるという意味を見つけるお話。マジェプリの好きなところは、シリアスな場面でシリアスになり切らず、それでいてその空気をぶち壊さない独特な雰囲気でした。コミカルなときは突っ切るほどなんだけどね、そういうメリハリもあって2クール飽きずに見ることができたと思う。チームとして最初はバラバラだった5人も戦いだったり、恋だったりとお互いの信頼関係なんかが徐々にできていったりして良かったなあ。アンジュが入ってきてからそれも顕著になってきたし。おれはイズルとアサギの兄弟関係がなかなかグッときた口なんだけど、終わってみればケイもタマキもかわいかったし、スルガはああ見えて将来いい嫁さん見つけそうなんだよな。それと終盤の戦闘シーンの迫力もすごかった。見入ってた。長く楽しめたアニメだったなーと。


B00DI3ZXUSきんいろモザイク Vol.1 [Blu-ray]
メディアファクトリー 2013-09-25

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 かわいいものに理由なんていらないんだぜ! 的なよくできたきららアニメだった。元々原作を読んでいてアニメも楽しみにしていたのですが、全話通してよくこのかわいさを再現できていて感動。原作ではカレンが好きだったんだけど、アニメが終わるとそのポジションがアリスになっていました。やることなすこといちいちかわいくてズルいと思う。あとは見ていることがまったくストレスにならないのがおれの中では大変貴重なことで、久々にテレビアニメのBDをマラソンしました。もうすごく癒される。おれに言わせればきんモザは山頂の澄んだ空気だったり、滝壺の水しぶきだったり、森林の木漏れ日みたいな自然的な存在になっています。きんモザは自然!


B00C38PQE2進撃の巨人 1 [初回特典:未発表漫画65P「進撃の巨人」0巻(作:諫山創)] [Blu-ray]
ポニーキャニオン 2013-07-17

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 一年間のベストと言われたらやっぱりこれを挙げざるを得ない。いやもう本当におもしろかった。立体軌道の目まぐるしい戦闘シーンだけでも映像作品として楽しめる。ペースが遅いという意見をよく見たけど全然そうは思わなかったなあ。むしろ1話1話誰かの意志や覚悟が窺えて「なにを見せるか」がきちんと定まっていた印象を受けたくらいで、その積み重ねから生まれた人間ドラマも非常に燃える。特にリヴァイ班の面々は登場から間もなく散っていったけれど、その短い期間だけで「死ぬのが惜しいキャラ」くらいにはみんなキャラが立っていて、女型の巨人にあっけなく殺されたのが辛かった。そして巨人へ果敢に立ち向かって死んでいった者たちを尊ぶ場面が多かったのも目頭が熱くなる。エレンはなぜ巨人になれるのか、アニはなぜ調査兵団を襲ったのか、まだまだ謎は残っているけれど、そこは原作を読んでくれってことなのかな。とにかく見所がたくさん詰まった密度の濃いアニメでした。


B00DRB7CF0恋愛ラボ 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
アニプレックス 2013-09-20

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 ふたりで始める恋愛研究。「レンアイってどうすればいいの?」そんな奥手でうぶで恋に恋する生徒会副会長・真木夏緒を、見栄と元気で引っ張る主人公の倉橋莉子がめっちゃくちゃかわいい。莉子だけじゃないんだけど、各キャラの動き(たとえば歩き方とか座り方とか)や仕草みたいな女の子の「女の子らしいかわいさ」を演出するのに味が出ていた作画だなあと感じました。特に髪の動き。こう、ビュッてなって、ブワッてなったりするのが(伝わってくれ)本当に魅入ってしまうくらい。最初は女の子しか出ないから百合アニメなのかな?って思ってたら途中から男子も出てきて、これがまた等身大の中学生っぽくてかわいいやつらなんだよな。原作の続きを読むとそれぞれに恋人ができるらしくてかなり気になる。また莉子と真木の友情物語としても非常にできがよかったと思います。思いの丈を全部ぶち撒けて、感極まったふたりが抱き合いながら泣いているシーンは不覚にもウルッときました。


B00EYW0H8UGATCHAMAN CROWDS Blu-ray BOX
バップ 2014-01-22

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 正義とは何なのか。ヒーローとはどう在るべきなのか。そんなガッチャマンたちの疑問を主人公の一ノ瀬はじめが新風を吹かせる。物語の上ではじめちゃんの存在はとても大きく、ヒーローとしては型破りな行動をすることもあれば、現実をわきまえた発言をすることもあり、しかし物事の本質を見極めるのに秀でた一面も見せてくれて、なんだか見ていて飽きないキャラクターになっているよね。そんないまいち掴みどころのないはじめちゃんに振り回され、或いは引っ張られて、ガッチャマンの面々が自分の中のヒーロー像を見つめ直すような展開が良かった。それと、アンチヒーロー勢力の切り口が「SNS」と今までにないものでそこも新鮮だったなあ。2期も決まったようですし、ODの行方やらカッツェの末路やらまだ明かされてない部分が見えてくるといいな〜。もちろんはじめちゃんの更なる活躍にも期待!


B00FP1C6GUWHITE ALBUM2 1 [Blu-ray]
キングレコード 2013-12-25

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 アニメから入ったクチなのですが、誰の思いも届くことなく、それぞれの思惑がここまで噛み合わない恋愛模様になるとは想像もしていませんでした。世の中にはこんな物語が出ていたのかと思うと、まだ自分の知らない世界がたくさんあるな〜と思わされるし、それほど強烈なインパクトを残してくれました。原作プレイ済みの人たちから「これからが本番だから」と言われたときは「これ以上酷くなるの!!?」って思ったよね。ホントにさあ、なんて言うのかな、アニメだけだと北原くんがとんでもないクズ野郎にしか見えないし、かずさは「あれだけ自分から離れておいて、じゃあ最初からそう言え!!」としか言えないし、あれだけ酷い仕打ちを目の当たりにしても北原とかいうクズ野郎をずっと想い続けていられる雪菜の心理が理解できないし、最終回は感極まって涙さえ出てきました。こんなに自分の中でキャラクターたちに色んな感情が綯い交ぜになったアニメは久しぶりだった。自分でもたまーに胃がキリキリしそうな恋愛を無性に摂りたくなる時期があるんだけど、これは明らかに許容度は過ぎてた。だからオススメはしない。でも他のアニメにはなかった魅力があったことは確かだった。原作やりたい。



 それと、+αということで。まどかやシュタゲ、薄桜鬼にP3にあの花など今年もたくさん劇場アニメが公開されましたが、中でもひときわ良かったのがこれ!


B00E19I8PU劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME (Blu-ray Disc初回生産限定特別版)
ポニーキャニオン 2013-10-16

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 この劇場版花咲くいろは。一時間弱という短い時間の中で「親」と「子」を対比しながら展開されるストーリーは青臭くともキラキラしたものに満ちていて、皐月さんや緒花に感化されてなんだかこっちまで坂道を走り出したくなるくらい満足度が高かった。「未来のことはよくわからないけれど、自分は今できることを全力でやる!」的な終わり方もすごく爽やかだったし、こっちも頑張ろうって気持ちになる。あと巴さんよりも母性にあふれる菜子が、親に向かって珍しく感情に訴えるという一面も見れたりと、そういう走ったり、叫んだり、泣いたりする部分でキャラクターの「子供らしさ」がリアルに描かれているのも印象的。ふとした何気ないシーンが涙腺にくるようになって、なんか自分に年齢を感じてしまったアニメでもあった。アニメを完走した人でまだ見てない人がいたら是非見てほしいです。正直おれはアニメ版より好きになった。


 そんな感じの1年でありました。これ以外にも楽しいアニメはたくさんあったけど、キリがないからね。こうしてみるとここで上げたやつだけでも意外に2期が多いんだよな〜。来年はどんなアニメが見られるか、今から楽しみです!