絵空事の切れ端

                        好きなものは好きって言おう

超個人的! シャニマス好きなガチャ演出ランキング

 

 日々の業務お疲れさまです。絵空です。

 

 いつの間にか年の瀬になっていて、何かひとつくらいまとめ記事でも更新したいな~と思ったところ以前のシャニマス記事から1年半くらい経過してたり、ノクチルが追加されたこともあってまたシャニマスのこと好き勝手書くことに決めました。いや、だってこうやって長文書きなぐるのやっぱ楽しいんだもん。シャニマスは本当に各々のシナリオがしっかりしてて、まだ自分がゲームを続けられていることにびっくりします。

 ちなみに前回のシャニマスにハマった記事はこちら。

 esora113.hatenablog.com

 

 好きな演出ランキングとは謳っているものの、好きなSSRコミュ10選と捉えてもらって問題ありません。もちろんここに挙がってないもので好きなものもたくさんありますが、全部挙げると切りがないので絞りました。あと個人的になるべく多くのアイドルを語りたかったので1アイドル1枚にしました。

 

 前回同様持ってるコミュしか語れないので、その辺りはご容赦ください。

 

 

 第10位

>【You're My Dream】園田智代子

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  あまりに神秘で『いや、誰?!』という印象が強く残った1枚。

 一見『約束』『秘密』『誓い』みたいなワードが浮かんでくるイラストだが、実際のシチュは隠れ鬼してるのでお静かにのサインなのが智代子らしい。でも時折見せるそんなギャップが彼女の大きな魅力のひとつだと思います。髪下ろしてるのも珍しいし。

 食レポ、大食いロケ、ドッキリ企画など放クラという名前を背負い単身奮闘する智代子が、だんだんと芸能人としての実感と自覚をおぼえていくのが良かった。かつてアイドルの方向性に悩んでいた彼女が、ここまでハングリー精神高くアイドルに臨んでいる姿がもうね。これのトゥルーを見ても、智代子は本当にプロデュースし甲斐のありそうなアイドルだなと思います。

 でもさ、さすがにもう『クラスに一人はいる、ごく普通の女の子』は無理あるよね!?

 

第9位

【清閑に息をひそめて】風野灯織

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 もう単純にイラストの完成度が高すぎる。こんなキレイな横顔他にある?

 要約すると『余裕のない時こそ、たまには寄り道するのもありなのでは?』というようなコミュなのだが、息抜きに目的のない道を進んだりどこか知らない地へ向かうのになかなか踏ん切りがつかない灯織に少し共感してしまった。何事にもストイック故に自己肯定感があまりない彼女には、Pみたいな存在はありがたいだろうなと思う。連れ出してもらった先が美術館という非日常の景色だったのも、すごく収まりが良い話で良かった。

 

第8位

>【10個、光】浅倉透

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 ただ好きとしか言えない。市バスの中にこんなに強い引力を作るな。

 これに限らず、公園といいプール際といいバッセンといい、シャニマスは美人を日常の一コマに落とし込むのが上手すぎる。個人的に浅倉は一際その傾向が強いと思う。このカードは初期SSRということもあり、浅倉透がどういうアイドルなのかが十分すぎるほど描かれている。

 2020年に新しく追加された幼なじみユニット『ノクチル』のセンターである彼女は並外れた美貌に加え、ある意味あさひ以上に飄々としていて在るが儘の存在だ。発言のスケールが宇宙規模なこともあれば、テキトーなローカルルールを持ち出したり、「めっちゃ」をよく倒置法で使ったり独特のテンポ感に引き込まれる。『何も考えてないように見えてどこか達観している』ようなキャラに見えて、本当に現在を雑に生きている感じがすごく好き。なおさら顔がいいだけに。

 社会の枠外にいたどこまでも透明な存在である浅倉が、今後どういうアイドルになっていくのかが本当に楽しみです。

 

第7位

【I♡DOLL】大崎甜花

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 演出は言わずもがなだけどコミュがP泣かせ。

 何者でもない『じゃない方』の大崎でしかなかった甜花ちゃんが、アイドル活動を通じて自分という存在を認め、誰かに支えてもらいながらもアイドルとしての自覚をハッキリ持てたのが良かった。あの自己評価が限りなく低い甜花ちゃんが、こんなことを言えるようになるのか。

 それだけに留まらず「アイドルにしてくれてありがとう!」なんて言われたらさ、泣くだろこんなの。歩幅は小さいけれど、ひとつずつ成長している姿には親のような気持ちにさせられる。本当に好き。

 

第6位

【アイの誓い】八宮めぐる

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 脅威の2回演出には驚きました。最初この光景Pの幻視かよ!?って感じだったので。 

 チエルアルコやトロイメライの密度の高さに数々の怪文書が生み出されためぐるですが、サムシングフォーと呼ばれるブライダルにおける欧米由来の験担ぎにちなんだこのコミュも負けず劣らず構成が強かったです。闊達で素直で気配りもできるめぐるの良いところが余すとこなく表れてた。

 というかめぐるの赤面の破壊力はズルくないか? 「はよ付き合え」と言いたくなる系のラブコメヒロインか? 初めてめぐるでドキッとしてしまったわ。

 

第5位

【われにかへれ】杜野凛世

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 池沼の蛍と水着の少女。普段着が着物な分、チューブトップの破壊力が強い。

『恋は焦らせば焦らすほど良い』という標語を持つ私ですが、このコミュは凛世は大変いじらしいと言いますか、Pと過ごす一時をいつまでも憶えていたいという乙女心が如実に表れていて良いんですよね。夢見心地から我に返ることを恐れる気持ちはよく分かります。気持ちがすれ違って拗ねることだったり、普段自分の願望を口にしない凛世が一緒に蛍を見たいと言ったりと、貴重なシーンが見れて満足感が強いコミュでした。

 あと好きな思い出アピールの公式投票の1位がこのギャル凛世だったのが納得しかなかった。

 

第4位

【Ring a bell】有栖川夏葉

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 夏葉自身も美しいんだけど、教会で明暗の境界を作ってるのが粋。

 これは夏葉のアイドル観を語る上で絶対に外せないコミュと言っても過言ではないくらい、よく出来ている話だった。あらゆる分野において自分磨きを決して怠らないことと、アイドルという自分のやりたいことを両立している彼女がふと見せた、『結婚』という違う幸せのカタチによっていつかアイドルでなくなってしまう自分への不安。それでも、いつか海の向こうまで幸せを届けられる存在になりたいという強い想いを見せられて、なんかもう人として尊敬してしまった。20歳児とかもう言えませんわ……。

 個人的にシャニマスで一番「アイドルでいてくれてありがとう」と言える人だと思います。あと人を褒めるのが上手いところが好き。

 

第3位

【ないしょのスイーツ】大崎甘奈

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 正面顔が反則すぎるし、もう恋する乙女の目なんだよなぁ……。

 感謝祭で現状維持以上の幸せを求めず、変わることへの不安を打ち明けた甘奈が、こうも思い切った行動に出るとは思わずに驚いたことが記憶に新しいです。でもこうも等身大の悩みに親身に応えてくれる大人がいるなら、甘奈がPに惚れる理由も納得できるんですよね。ロップイヤーの赤ずきんなんてバチバチに決めたコスプレ衣装も披露しちゃうし、好きなものを二人で共有したいなんてあざといことも言っちゃうし、もう勝負しにきてるでしょこれは。

 甘奈は割と現実主義な部分を持ち合わせているイメージがあったので、このギャップというか成長?に当てはまるのかわかりませんが、いい意味で期待を裏切ってくれました。

 

第2位

>【ギンコ・ビローバ】樋口円香

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 演出は美しいが問題のコミュ。

 世の大人に敬意なんか持ち合わせていないかと思えばビジネスシーンでは世渡り上手、本心はひた隠しなくせに強烈な感情をPに寄せるという今までにないタイプのアイドルこと樋口円香。この年齢でだいぶ諦観の境地に達しているせいで、朝コミュのパーフェクトとか「いま楽しく話せた要素あったか?」となりがち。

 こいつがもう本当にまじで死ぬほどめんどくさい。それが分かっていたのに、このコミュを見たらもう好きになってた。ハマるとやばそうだと思って避けていたのにもらい事故にあった気分だった。『ギンコ・ビローバ』と検索すると他とは比べ物にならないくらい考察記事が出てくるがおもしろかった。みんなやっぱ好きなんだよな……こういうめんどくさいやつが。

「ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに」

 という感情は自分の気持ちに向いてるものだと思ってます。Pのことをプロデューサーとして認めている節はたぶん樋口自身にも芽生えているはずなんですが、これ以上『自分が認めた人間』という領分に『大人』が入ってくるのを嫌っているんじゃないかと思います。私が諦めた人間のままでいてほしいという願望も兼ねて。あくまで個人の解釈ですけど。

 

第1位

>【NOT≒EQUAL】三峰結華

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  シャニマスのめんどくさすぎる女部門堂々第1位にして今までのSSRでもっとも好きなコミュ。

 最大級のロケーションというシチュでの流し目と唇をなぞる指先がポイントですね。いやもうアイドルじゃなくて、女じゃん。

 このコミュ自体去年のものなので結構間の空いた感想になってしまうんですが、当初は衝撃的でしたね。おれはお前がわからんわと何度なったことか。ただ三峰が何気ない一言からドツボにハマっていくだけで、一方的に自分が悪いことをわかっている上でこの振る舞いは余計にたちが悪いだろうと。自身でケリをつけようとしても結局Pから正解もらってるじゃんと。でも三峰の気持ちにもわからない部分がなくもないのが憎めないところだし、感情の行き場がわからなくなることは誰にでもあり得ることなので、こういうところが三峰の人間らしさをより引き上げていると思います。まあ正直大好物だしな、こういうの……。

 三峰とPの関係性はあくまでアイドルとプロデューサーという信頼関係の上で成り立っているけど、それに留まらない特別な何かになっているのがエモいと思うんですよね。今年追加された【く ら く ら】や【雨に祝福】を読んでもそう思います。恋愛感情もなくはない……というか三峰側は確実に秘めていると思いますが、この二人ってそういう分類に収められないんだよね。でも他にぴったりな表現もぱっとは出てこないし難しい。

 なにはともあれ、もっともワクワクするプロデュースになること請け合いの三峰はとても魅力的だと思います!

 

 

【終わりに】

 こんなところでどうでしょう。

 おれの推しはここがいい!とかこのコミュはこういう解釈で~~みたいな記事や考察を読むのが好きなので、気が向いたら皆さんも是非やってみてください。これみたいに簡単なランキング形式でもいいと思います。

 

 年始年末に合わせてイベントコミュの読み放題もやってますし、この機会にシャニマスに触れてみるのも全然ありだと思います。どれも1冊の本くらいは読み応えあるので。

 

 あと6時間少しで今年も終わりますが、来年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 絵空